2007年6月10日日曜日

はやいもの。

もう沖縄にきて2か月。
ローテーションの科も家庭医療、内科と二つ終わってしまった。
ほんとに時がたつのは早い。
日記も4週間つけてなかった。

内科は始めの10日間くらいは日本の病院並みの忙しさ。
毎日3時に起きるような生活。ICUに患者がいっぱいいて充実してました。
そのあとの2週間はだらだら。一般内科の外来は本当につまらない。

ここに来て、希望の科がまだ揺らぎます。
ほんとうに救急は面白い。広く浅く急性期をみるというのはエキサイティング。
自分の性格にも合ってると思う。でもいつか飽きてしまうのではないかとも思う。
それに一生続ける仕事ではない。ばりばりできるのは15年くらいだろうか。

それに比べて内科は一生出来る。若いうちはスペシャリストになって楽しめることもできそう。
ICUは面白かった。循環器も好きだ。迷います。
内科ならアメリカのレジデンシーに入ることはできる気がするけど、
救急はずっと難しい。将来のことも考えると悩みます。

ただ沖縄にきて本当によかったと思う。二人のmentorに出会えたし。
一人は内科のDr M。人間らしく長所と短所のいっぱい混ざった人。
ただ僕を沖縄に入れてくれた人で、今でも自分のことを非常に買ってくれている。
もう一人は救急のDr S。この人も少し変人。すこし吉沢とかぶる。実はアメリカの救急学会のレジデント部の会長をやっていらしい。すごい人なんだね。本当に仲良くなっているのかは分かんないけども、論文を手伝ってくれたりと助けてもらってます。きっとこの人は偉くなるのでしょう。

こんな人に恵まれている環境で、しかも英語の勉強になって、基地のなかで働くというもう一生できない経験をしているのだね。本当に一日一日を大事にしないと。英語がわからないなんて言ってる場合ではない。大事にしよう。

そう英語力はそんなに伸びているように思えません。上手いとはいわれるけども、言われているうちはだめなのでしょう。自分的にもとてもフラストレーションを感じます。今アメリカで働くことになったら、ファンクションする自信はありません。ここでは理解があるけどもね。

ここにきて中だるみして、患者さんをちゃんと見ていないような罪悪感がある。
こんなことでは英語もうまくならず、患者もみずに一年終わってしまうね。しっかりやらないと。
明日から小児科。とにかく自分の病棟、外来の時間だけはしっかり集中しよう。
そのあとで、ゆっくり論文書けばいいもんね。