2007年8月24日金曜日

シャンパン・タップ

先週は親友が沖縄に来ました。
素敵な彼女をつれて幸せそうです。
自分が離れた沖縄に住んでて、そこに友人が来る。変な感じ。

その直前にも、さらにひとついいことがありました。
腰椎穿刺という手技があります。背中に針をさして髄液をとるやつです。
そこで白血球ゼロ、赤血球ゼロを出すと祝ってもらえるのです。
アメリカではchampagne tapといって、僕のようなインターン・レジデントがこれに運よく成功すると、上級医師がシャンパンを奢る風習があるようです。アメリカっぽいよね。Thank you, Dr Schofer!!
精神科は少し退屈してますが、ERでの当直は相変わらず楽しんでます。
ただ来年アメリカで救急医として働けるのでしょうか。とにかく道は険しそうですが、やれると信じてやるしかないのでしょう。最近はそのapplicationで忙しい日々です。
来週は後輩が来てくれるようなので、また楽しみです。

2007年8月17日金曜日

自己逃避

横浜に帰ってきました。沖縄よりぜんぜん暑いね。

1泊2日で帰ります。今回こちらに来たのはただ面接をうけるため。
NYのMt. Sinai病院を強力におしてくれるようです。どこまでその力があるかは未知数だけど、ひとつでも可能性を広げること、コネクションを築くことが大事だと今年は痛感しています。そんなことは当然のことなんだろうけど、アメリカに医者で行こうとすると、とてもとても一人の力では難しいです。そりゃあ、あっちもどこの馬の骨かわからない外国人を取るのはリスクだもんね。
とくに救急のレジデンシーに入り込むのは難しい。アメリカ人でさえ入るのは大変なようです。というのはアメリカでは専門科ごとに人数制限があるのです。比較的特殊で、しかも人気があるとcompetitiveになります。救急はそのQOLの高さ、給料の高さ、けっこうexcitingだったりして最もcompetitiveなものの一つです。僕も面白いくらいだから、多くの人にも面白いのでしょう。
ではどうしたらそのポストを取れるのでしょうか?100人以上に1人の割合で。。。
1.アメリカ人であること: これはどうしようもない。外国人というだけで門前払いなところも多いのです。さらに同じレベルでは勝てないでしょう。アメリカ人と同じ土俵に乗せてもらえるところで、さらによいパフォーマンスを発揮しないとね。
2.アメリカの試験の点: この人たちの面白いところはここを重視するところです。日本も学歴社会だけど、アメリカの医者もこれを不思議と重視します。この点ではなぜか上から1%に入ってます。
3.推薦状: これもアメリカの特色。彼らは非常に重視します。日本にない文化だよね。幸いながらうちのドクターがサポートしてくれてます。感謝です。
4.英語力: 当然外国人にはこれが要求されます。僕にケチがつくなら文句なしにここでしょう。結局これなんだよね。沖縄で働いて4か月。思ったよりはうまくなりません。。。

いつも同じ結論です。
自己逃避のブログはやめて、これから英語の勉強です。

2007年8月15日水曜日

アメリカの陰

精神科、すこし楽しくなってきました。
先週はほぼ全ての患者で寝てしまったのだけど、今週はまだほんの少ししかねむってません。
いい方法を編み出しました。というかただの内職だけど。

ただときに、眼の醒めるような話をしだす患者もいます。
性的虐待ほんとに多いです。そりゃあ親族にそんなことされたら、心も病むよね。
日本も隠れているだけなんだろうけど、米国はやっぱり多いのでしょう。
軍隊に入ってくるなかには、そんなことでやけっぱちになってくる若者がいます。

というわけで、精神科の楽しみ方がわかってきました。
Lyscarsz先生(これでレザール)と読みます。ポーランド系の名前らしいです。
彼は精神科らしく文系の話で話が盛り上がります。宗教とか哲学とか考古学とかそんなものです。
医学ではないことを伝える語学力がないのが悔やまれますが、こういう話をするのは楽しいものです。
でも医学部に入る前はMITで核燃料の研究をやっていたそうです。すごいものです。

2007年8月11日土曜日

Diving at Kerama Islands!

Today, I was supposed to take the TOEFL test at Naha. But the test center has been flooded by this raining, so I got some rest! Good for me!

On the last weekend, I dived with Dr R of internal medicine in Kerama islands which is known as one of the most beautiful diving spots in the world. You can go there by a boat, and it takes only one hour. The transparency of the sea was amazing, which is greater than Moldive's! The cost of diving here is not so expensive secondary to its competitiveness. I strongly recommend you guys to try diving here! That's a sort of life changing event!

Have a good weekend.

Now, I am writng an article I will submit to an emergeny medicin journal of the states.

嵐の沖縄

台風ではないのですが沖縄は嵐です。
そういえばこの前の台風は面白かった(不謹慎?)。
病院は2日間閉鎖。その日はスタッフ全員が興奮しながら今か今かと台風情報をにらんでました。
僕は家に帰れて二日間のオフ。沖縄っぽいね。stuckされたM先生は2日間の連続当直。楽しそうです。基地に住んでいる人はとにかく飲んだくれるみたい。

今は精神科を回っています。基本的にobserbationなのでモチベーションをたもてません。
だって見てるだけだからとにかく眠くなる。呆れられているんだろうけど、とにかくすべての患者さんで寝てしまいます。一人1時間の問診なんだもん。こちらの集中力は20分で切れます。たまに興味を引く患者さんだと1時間もつけれども、とにかくそんな患者さんのbackgroundは大変です。そんな苦労したら、そりゃあ変になるよ。
もっと英語の勉強と割り切って精神科まわろうとおもいます。

はやくもこの病院にきて4か月がたちました。
だいぶなれました。
いろいろ自信になったこともあります。アメリカでERの研修医としてファンクションするとは思います。
弱点も見えてきました。
やっぱり英語力です。聞けるようになったけど、話す能力は伸びません。びっくりするくらい全然。基本がなってないんだろうね。単語力と文法。今月来月はTOEFLにチャレンジしながら弱点を克服しようと思います。ただの英語って大嫌いなんだけど、避けて通れないことがわかってきました。
がんばります。