2008年4月25日金曜日

勉強、勉強、

いつも勉強です。

周りの人にもよく言われるようになりました。
アメリカに行くということで、たくさんの試験を受けなければいけません。という動機があって勉強しているのもあります。でも基本的に勉強が好きになってしまったのです。医学は勉強する場するほど、実際の仕事の役に立ちます。というか、勉強しないとただのやぶ医者だからね。しかも人体って面白い。なんでこんな素敵なシステムができたのだろうと思うくらい。僕は医学に恋しているのです。

とはいっても集中できないことも多々。
今は6月の初めに受けるアメリカの国家試験Step3(これでやっとおしまい!)の勉強中です。結構だれてすすみませんが、楽しんで勉強したいね。

最近興味深い本を読みました。勉強の成果=地頭X戦略X時間X効率と言っています。これは僕の考えてきたことと似ています。僕も、うまく戦略・計画をたてて、時間を捻出し、集中できる環境を作りたいと思います。

2008年4月23日水曜日

外人クリニック

で今働いています。

東京タワーのすぐ隣のビルにあります。結構でかいオフィスをもらって、公園を横に見下ろしながらのクリニック。何か偉くなったような錯覚を覚えそうなところです。

今まで想像もしませんでしたが、こんなビジネスもあるのですね。患者さんは主に日本で働いている欧米人とその家族、たまに旅行者が着ます。外国での病気は心配ですよね。というわけで外国語OKなクリニックなのです。医師はつねに4,5人働いています。日本人、ドイツ人、イギリス人といった構成。患者さんも多国籍で、主に欧米人ですが、世界中の人を診ています。僕は英語だけしかだめですが、みんな何ヶ国語も話せてすごい。見習いたいものです。

患者さんは基本的には健康な人たち。ふつうのプライマリーケアという感じです。ただ世界中を飛び回っている人たちなので、ワクチンや熱帯病などにも気を使い、面白いです。

今月は時々ですが、来月は結構働かせてもらえそうです。臨床と英語のトレーニングになりますので、お金もらいながら楽しんでやっています。

2008年4月20日日曜日

thanks my friends

昨宵は久しぶりに親友たちと会いました。
沖縄に行っていたので、みんなで会うのは一年ぶり。でも親友はたまに会うのでも大丈夫なんだよね。いつまでも大事な人たちなのです。

みんなやっぱり変わりません。多少太ったり痩せたりしていますが。でも数人は職を変わって、楽しそうに今の仕事を語ってくれました。とても刺激を受けますし、そんな話を聞くのが好きなのです。

作務衣と草履もプレゼントにもらいました。ボストンにいったらこれで通しましょう。日本男児でね。

これから4年間、みんなに会う機会は減ってしまいます。ボストンに来てくれればうれしいですが、その間の変化も楽しみです。みんなの期待と自分を裏切りないようにがんばろう。

2008年4月11日金曜日

横浜に帰ってきました。

もう一週間。やっぱり横浜はいいです。人が多くて、寒いのにはまいりますが。

横浜帰ってきてからは、バイト生活です。Bostonへの引っ越しへいくらかためなければいけません。健康診断のほかに、来週からは東京タワーのとなりの外人クリニックで働く予定です。英語力を保つのに最適だからね。

月曜日は面接に行ってきました。というかもう採用は決まっていたみたい。あちらも人が辞めて大変みたい。こんなんで僕の勤務決めていいのでしょうか。。。まあせっかく拾ってもらったので、僕も期待に応えるべく頑張ります。

午後は後輩の友人と食事。彼は芝浦で働いているのでご近所さん。久しぶりに会いました。僕は医療、彼は広告と異業種ですが、generalistとspecialistについての葛藤、コンサルタントを会社のお医者さんとみた場合のthinking processなどについて話しました。面白いね。業種はちがうけど、基本は一緒、悩みも似ています。いつか一緒に仕事ができたらいいな。

その後は上智大学、駒沢大学、横浜の高校などで健康診断。毎日いっぱい診るのでくたくたです。ただルーチンでやってしまうのはプライドが許しませんし、学ぶこともありません。1分間という限られた時間のなかで、どうやって人間関係を築けるかを工夫しています。そして多くの人に会うので、その人たちなりの第一印象を見ています。いろんな人がいるもんね。どうやったら人が他人に良い印象を与えるかを彼らを通じて勉強しています。昨年もこれをやりましたが、僕の面接旅行の助けになったような気もしています。

さあ、そろそろ勉強です。6月にBoston引っ越し後に現地で最後の試験を受けます。楽しんでいきます。

2008年4月4日金曜日

bye bye okinawa

同期の仲間もひとり、またひとりとこの海軍病院を発っていきます。
なにか心にぽっかり穴があいてしまいました。こんなの久しぶりです。


そして僕の番ですね。明朝、この病院を、この基地を、そして沖縄を発ちます。
今日はお世話になった先生たちに挨拶をして。


本当に素晴らしい一年でした。つらいこともいっぱいあったんだろうけど忘れてしまい、うれしいことがもっといっぱい。医学の違った見方を学び、アメリカ人と渡り合うことを学び、外交・政治・人を動かすことを学びました。自分ひとりでは何もできないこと、人と力を合わせることを、傲慢な僕は齢三十にして学びました。ものすごく勉強になりました。結果アメリカ人が好きになり、日本も好きになり、ここで働くことを誇りに思うようになりました。そして将来は救急医療に関わりながら2つの国の小さな掛け橋になれたらと思います。これは僕のミッションですね。


そして人生の宝物を得ました。5人の同僚たち、彼らは最高のライバルであり、気のおけない友人であり、そして家族でした。Dr. G, Dr. M, そして僕の生まれて初めての師匠であるDr. S。彼とは一生家族ぐるみの付き合いになるでしょう。変人ですが、ものすごく勉強する医者です。academic trackを進もうとしている僕は彼の後を追っているのでしょう。彼は彼なりのユニークな方法で応援し、同じ失敗をしないように導いてくれています。彼の思惑だったPhiladelphiaのプログラムとはなりませんでしたが、keep in touchします。そしてこの人たちと、またどこかで一緒に働きたいですね。


多くの人のおかげで、6月から進みたい道を歩くことができます。これは自分ひとりでは成しえませんでした。とてつもない幸運とみんなのhelpのおかげでした。でもね、その夢をかなえた嬉しさよりも、実は出会えたことへの感謝のほうが大きいのです。


ありがとう沖縄。バイバイ!また会う日まで。

2008年4月3日木曜日

オリエンの季節

がやってきました。日本中で行われているのでしょう。
ここ沖縄海軍病院でも、新しくきた6人のインターンに引継ぎをしています。

こういう作業こそ、僕らはここを卒業するのだなと感じさせます。僕らも仲間に恵まれた一年でしたが、きっと彼らも素晴らしいチームになってよい一年を経験するのだと思います。こうやって歴史は作られていくのですね.

さあここの生活もあと1日。1年間surviveしました。新しい生活への期待と不安が入り混じって、とても複雑な気持ちで胸がいっぱいです。