2007年10月31日水曜日

Baltimore

今日はBaltimoreにいってきました。カル・リプケンのいたところです。
Phillyから車で2時間ちょっと、DCの近くです。

O'mally先生がAHLSの講義をするというのでついていったのです。
ついたのはBaltimoreのFire Academy。こちらのFire manてなんかかっこいいよね。
彼らは講義の内容はさっぱりわかんなかったみたいだけど。地下鉄サリンとUndergroundの話なんか出てきて、僕にはとても面白かった。きっとToxicology好きなんでしょう。

彼はEMSスタッフと付き合うのがそんなに好きでないようです。彼らを携帯とポケベルを10個以上付けて喜んでいるWacker(変人)と呼んで面白がってます。そのあとは二人でBaltimoreの港を散策。男二人で仲良く名物のCrab sandwitchとスープを食いました。名物だけあって惜ししいです。カメラを持ってこなかったのが残念です。ひさしぶりの休暇という感じ。ここの港はなんとなく横浜を思い出させて、とてもホームシックになりました。明日からのタフな日々を思うと余計にです。

Baltimoreは港はよかったです。ただし他のところはGettoという感じ。治安はかなり悪そう。Univ. of Marylandから面接がきそうだけど、家族で住むにはちょっとだね。プログラムはとてもいいんだろうけど。一方Phillyは家族で住むにもよさそうです。贅沢を言える立場ではないんだけれども。

さあ明日からまたShadowingのはじまりです。すでにブルーになってます。こんな逆境も乗り切れるような自分にならなきゃいけないんだよね。

2007年10月30日火曜日

Philly ER 初日

今日からエクスターンが始まりました。
きっと今日は行かなくてよかったんだろうけど、やる気を出してみました。

でも結果は。。。4時間しかいなかったけど、ぐったりです。
見た感じはすごくいいプログラムだなと感じました。
4年のプログラムはいい。さすがに4年目のレジデントはできます。EDもでかくて施設もいい。
O'malley先生によるととても恵まれたプログラムみたい。ED自体がsystematicで、救急自体が病院内できちんとした地位があるみたい。一方、面接に呼ばれたTempleはストレスフル、TJUは使い物にならないらしい。Univ of Pennは4年だけにいいみたいだけど。

しかし見学というのは居場所がない。とくにいそがしいERでは。働かせてほしいよ。
邪魔になってはいけないから気を使うし、かといってやることもない。やりたくても何もやってはいけないことになっている。ずっと気をつかってるだけ。さぽるわけにもいかないし、こんなんじゃ駄目だと思いながら、時計をなんどみたことか。。。今日の僕はpretty bad。なさけないね。29にもなって。

どうしたらいいのだろう。。。折角4週間いるのだから精一杯楽しまないと。これもポジティブにできるようにしたいね。どうせやるのだから。そしてこんな逆境も訓練、訓練。
1.とにかく自己紹介する。
2.Shadowingしても良さそうな相手をみつけて、そいつと集中的にはたらく。
今日は具合がわからなくて、いろんな奴についた結果がだめだったね。
きっとmedical studentかinternだといいのかもしれない。4年目くらいはいそがしくしててだめかもね。
3.二年目研修医には負けないだろうから、頑張るか。

頑張ろうって思えないほど、今日はへこんでます。まあ限られた期間やるだけのことやるしかないね。

明日はO'malley先生と一緒にBaltimoreに。彼が講義をするみたい。一日すこし休みです。

2007年10月29日月曜日

O'mally家に到着

rent-a-carして、空港発。
Phillyのdowntownをとおり、面接を受ける予定のTemple Univ Hospital(聞いていたほど治安は悪くなさそう) 明日から回る予定のAlbert Einstein Medical Centerとかを軽く見てまわる。病院の周りは聞いていたとおり、治安悪そう。まあいい病院の周りは、治安が悪いと決まっているみたい。

そのあとは散々迷ってO'malley家に到着。住んでいる街はDowntownから40分の郊外。Lansdaleというとてもきれいで小さい町。O'malley先生はかなり寝起きだったけど、話好きのいい人。この人なら4週間うまくやれそうです。第一印象って大事だね。

そうO'malley先生は、今回の僕のエクスターンをコーディネイトしてくれる人。家にまで住ませてくれて本当に感謝。むかしUSNHのプログラムディレクターをしていて、その御縁です。今はAlbert Einstein でToxicologyのDirectorをしているみたい。日本人の奥さんも救急のレジデント、ここまで来るまでに結構苦労したみたい。子供も2人いて大変です。

子供は9才のMika, 6才のSolanです。なかなかいいやつらです。また救われたのは犬がいたこと。Yokoという名前で、呼ぶのに変な感じだけど、やっぱり犬がいると癒されます。

明日はPassをつくるだけ?まあ何とか4週間やれるかもしれません。ここまで来ることになりましたが、それもいろいろな人たちのおかげ。感謝です。

Philly到着!

昨晩JFKへ。
そこからShuttle busを捕まえて、Philly Int'l AirportちかくのHotelへ。最後の客だったので着いたのは午前2時。さすがに疲れました。ただし、一緒になった客には、これからUSMLEをうけるというEgypt人、サウジで看護婦をやっていたという人にあって盛り上がる。夜だけど、Phillyのdowntownは結構きれいでprettyな感じ。住むには悪くなさそうです。

ホテルはけっこう高かったのに、廊下にいっぱいゴミが落ちていて、アメリカだなーと思う。
なんでこんなことしてるんだろーと少し思う。
時間とお金と労力と、医者の修業はすこしさぼっていて。ひとりで寂しくなって。
まあ人生後悔しないためにすこし頑張ろうかなと思う。

2007年10月27日土曜日

出発

荷づくりも終わりました。
いっぱいのトランクを閉め終えた瞬間はすこし快感です。

明日からPhiladelphiaに出発です。4週間のexternshipとはいっても、この五月蠅い時代なのでobservationだけなようです。手を出さないで見ているだけというのは、かなりストレスフルでしょう。でも行けることだけでも感謝して、そこで精一杯楽しんで、吸収したいと思っています。
まあ挨拶みんなにきちんとして、仲良くなって、discussionしてかな。そうやっていればinterviewも必然的についてくるでしょう。

Phillyにいる4週間のあいだにいくつか面接を受けるつもりです。現在のところは北中心にPennsylvania, Michigan,Minesotaの3か所は決まりました。他にも来れば、11月にやっておきたいです。

1月はまた4週間、これはフルに面接旅行の予定です。これもストレスフルだけど、休み貰って全米を回れるのだから、それも楽しもうと思ってます。

2007年10月19日金曜日

変わったものです。

先日は日本の救急学会に行ってきました。主な目的は帰国後の自分のゐき先探しです。

大山は仰ぐべく、大道は行くべし。
たまたま今回の主催者の言葉です。今ふと思い当りました。これって僕がやるべきことです。
志は高く、日本の将来の救急を担うつもりで、
それに向かう道は着実に。自分に正直に。

最近は人のつながりを大事にするようになりました。昔の僕とは違うみたい。
結局、大きな仕事は一人ではできません。アメリカ行って何かを学んでも、それを帰ってきてから活かすには理解者が必要でしょう。とっても優秀なんだろうけど、それができなくて失敗した人を知っています。それも彼の人間力という意味での実力のうちなんだろうけど。
今回は主に二つの大学の話を聞いてきました。ともに僕の母校です。
救急の勢い、人の魅力、臨床・研究の伸び、これらをみると東海が勝ってそうです。慶応に比べて僕の学んでくることが直接的に生かせるかどうかは微妙なんですが。しばらくゆっくり寝かせて考えることにします。

まあ将来の不安はありますが、なんにも見えない分チャレンジングです。

プリマッチ

めでたいことがありました。
今年の同期6人のうちの一人が、見事ハワイ大学の内科レジデンシーにマッチしました。まあ正式なマッチングではないので青田刈りというやつです。
すごいことです。心から祝福です。彼も頑張ってたからね。きっとハワイでのエクスターンでも頑張ったのでしょう。感服です。いいなーハワイに住むんだもんね。

僕はというと、まあまあ順調に面接に招待されています。今までに7個、これからも4個くらいは最低来るのではと見積もってるけど、どうなることやら。外国人でここまで呼ばれるというのは天佑です。ここからが正念場です。アメリカ人の医学生と同じ土俵で、それ以上のパフォーマンスをしないと、ダメなんだろうからね。できると信じてやるしかないね。

いつものことだけど、時間はあっという間に過ぎます。もう1週間後からフィラデルフィアです。4週間のエクスターンシップ。ストレスフルだろうけども、できるだけいい経験にしようと思ってます。ついでにPhilly近辺の面接は受けてくる予定です。そりゃあ怖いけど、まあ背伸びをして、苦しむことが、成長につながるのだから、やるしかないです。日本の未来の救急を担う気負いで臨みます。

2007年10月8日月曜日

たまには

反省を。
すこし調子に乗っていたかもしれません。今までの周りからの評価に。

今の僕はprofessionalだとはとても言えません。ただ要領よくやっているだけです。こんなんでこの病院での日々、トレーニングの日々を浪費するのはもったいない。。
たとえ精神科、産婦人科、外科とそんなに責任をもたらせないかであっても、インターンとして医師としてprofessionalでなきゃだよね。Morning report、面接の準備、せまる渡米と忙しくても、やることやってないやつは、結局は内面の迫力をなくします。正直が最良の方法なのです。自分を卑しめてはいけない。