2007年4月28日土曜日

痛がるのは空軍?

ここにいると面白いこともあります。
ERで働いていると口の悪いDr Sなんかは空軍の悪口を言っています。

そう沖縄には何万というアメリカ軍が駐留してます。日米同盟ってやつです。
横須賀は海軍の本拠地ですが、沖縄は主に海兵隊です。
彼らによる分類では
ー海兵隊:エリートでマッチョで強い。
ー空軍;頭はいいけど、甘ったれている。大したことないのにすごく痛がってERに来る。(確かに同感!)隣の嘉手納基地にいっぱいいます。
ー海軍;その中間。僕の病院は海軍。
ー陸軍;bullet catcherと言われてすこし馬鹿にされている。沖縄にはあまりいません。
面白いものです。

でも基本的に彼らは礼儀正しいです。僕は好感を持ってます。
たまに犯罪を犯しますが(たとえば96年)、どんな国にもいいやつと悪いやつがいるものです。

わからないことに慣れて。

最近は英語がわからないことに慣れてきました。
一つの壁です。しっかり分かんないことは聞き返さなきゃいけないとわかっていても
そんなに重要でなさそうなものは適当にしてしまいます。
これは良くないかな。

やはり言葉の壁は大きい。言ってることは6割くらいしか分からない。
とくに僕に予備知識がないもの、新しい概念だと難しい。
言いたいことは1割くらいしか伝えられないし。。。
自分の知識もうまく発揮できません。歯がゆいです。
とにかくコミニケーション能力を上げることができればもっと吸収できる気がする。

今週の家庭医療ローテーションは病棟番。
この病院はそんなに入院は多くないとなめていたら、
最大11人いました。普通に働きました。
始まったばかりなので気合いを入れて5時前から一人で回診。9時に寝ます。
言葉の壁を乗り切るためにはしょうがないです。

文化の違いで戸惑うこともあるけども、基本的に医療は普遍的です。
患者さんがいて、問題がそこにあって、それを評価して、治療する。
そして患者さんを教科書にして勉強します。
日本でもアメリカでも、大学病院でも小さい海軍病院でも同じです。

そういえば今週は割礼しました。penisのforeskinを切り取るやつです。
もともとはユダヤ教の習慣のようですが、外人の男の子は皆するようです。
小児科ローテーションでは相当やらされるみたいです。
こんな手技をするなんて想像もしてなかったな。

うーんやっぱり英語うまくならなきゃな。

2007年4月23日月曜日

徒然

週末はゆっくり休めました。
この当直は6日に1回のON Callが当たりさえしなければ週末休めます。
土日連続でやすめる研修医なんてそうはいないでしょう。かなりリラックスします。
でも逆に二日空くだけで、臨床の勘、英語力は明らかに落ちるものです。
適度なリフレッシュと、その一方で自分の腕を保つバランスは難しいものです。
仕事が遊びになればいいのでしょうが、この仕事はストレスたまります。
ただアメリカ人はそんな深刻にならずに楽しそうにやってますが。

さあまた明日から新しい一日です。
違う先生と組んでやることになりそうです。気を使いますが、
とにかく一日一日を無駄にしないで、楽しく進歩したいものです。
せっかく沖縄まで来ているんだしね。

2007年4月18日水曜日

家庭医療学Ⅲ

ここのところ日記を毎日書けるほどの余裕がある。
だいたいの一日の流れは

5:30 起床
6:00 出発。車の中でpod cast, Voice of Americaを聞きながらぶつぶつしゃべる。
7:00 毎朝morning reportというインターンがやる症例のプレゼンテーション。けっこう勉強になる。
ご飯は病院の中のカフェテリア。いかにもアメリカン!!パンケーキ→ワッフル→フレンチトーストの永遠の循環。朝ごはんが一番おいしい。というか、まし。
8:00 家庭医療のクリニックで外来。基本的にまず問診、身体所見をとって、アセスメントしてattendingにプレゼンというベーシックな研修。家庭医療はいろんな患者がいて面白い。僕のアテンディングのDr Hammerは優秀だし、かなりいいやつ!
午後はそのまま外来だけど、今日はvasectomy, つまり男性の不妊手術。精管を縛ってしまいます。
米国ではかなりポピュラーみたい。文化の違いです。
時々、通訳なんかを頼まれる。とくにON CALLの日なんかは外来は診れなくなるくらい。かなり苦しい通訳だけどなんとかかんとかやります。沖縄は軍人と日本人妻のカップルが多いのです。驚くのは意外と奥さんでも英語が喋れません。それでも夫婦ができるのだから、コミニケーションにおける言語の重要性はそんなでもないのかもしれません。
16-17:00 外来は終了。すごーく早く帰れます!ただ内科・小児科なんかになると病棟もあるので、朝はもう2,3時間早く起きなきゃいけないみたい。
帰宅してからは、犬の散歩。今日見た患者さんのarticleなんかをいろいろ読みますが、あっという間に眠くなる。

さあ、明日も当直です。明けの金曜日は僕のスポンサーのDr Mickel Epperlyの小児科外来。知らない人はやっぱり緊張します。

今までのところは、少しずつだけど成長してるような気がします。こんな感じで楽しく一年を過ごせるといいなと思ってます。

2007年4月17日火曜日

USNH 家庭医療Ⅱ

Since last Monday, I am rotation on the family medicine of the camp Lester clinic.
I am glad to have a good start with this slow paced and enjoyable rotation.
These two days, I have seen a diverse variety of patients ranged from pregnants to orthopedics patients. I am not good at these area and I have not liked these, now I can really enjoy these frontier! My supervisor, Dr Hammer, is very kind and smart though he is the same age as me.
It's amazing!
Anyway, I am gradually getting used to be in English language.
I shall have fun!

2007年4月15日日曜日

家庭医療学

明日から始まる一年のローテーションは家庭医療からです。
まだ日本ではなじみはありません。
つまり、かかりつけ医。町医者の専門家です。
あっちの国ではfamily medicine言います。
ただ本当のへき地が存在するお国柄、新生児から老人まで、小さな手術もすれば分娩もします。
それから予防医学、公衆衛生に力をいれてるみたい。
日本の町医者はすこしづつこの方向へいくでしょう。
妊婦は見ないだろうけど。

大人と小児は少しは診る自信あるけども、
妊婦とか婦人科検診はno ideaです。
少しづつ学んでいこうと思います。不安は5割、期待5割というところ。
don't forget to have fun!

2007年4月12日木曜日

明日は2回めのOn call night


この写真は、日本人インターン(あと二人います)と僕らのプログラムディレクターたちです。先週の金曜日に彼らの家でのパーティーで撮った写真です。どうやら沖縄は夫婦で医師として働いている人が多いです。
さあ明日は二回めの当直。6日に一遍しか回ってこないし、基本的に0時以降は呼ばれないので、日本の当直よりははるかに楽だね。
ただやっぱり緊張はします。まあ1年始まったばかりだし、英語の環境になれることが目的だったのだから、今完璧である必要はないもんね。毎日、一回一回の当直ですこしずづ進歩すればいいもんな。あとは診断に至る過程を大事にして、それをLOGICALにプレゼンテーションできるようにしないとね。練習練習。。。。楽しまなきゃね。
英語はだいぶ聞き取れるようにはなりました。何となく言ってることはわかるし、大事な申し送りは再確認するようにしている。患者を殺すわけにはいかないから。ただ言いたいことを言えないのは辛いです。語学力をつけたいです。まあ恥はなくなっているのでめちゃくちゃにしゃべってはいるけれど。
さあがんばるぞー。

2007年4月8日日曜日

はじめての当直。

2週間経ちました。
なんとか生き残っています。

昨日はこの病院での初めてのOn Call Nightでした。
いわゆる当直というやつです。
当直自体も1年ぶりだったのだけれども、
ともかくやる前は緊張した。俺にできるのかなーって。

しかし何とかやり終えることができた。
ERでの戦力になれたようだし、診断はだいたいつけることができた。PLANは難しいけれど。
まあ、診断を当てることよりも、そこにいたる論理的思考のほうが大事なんだけどね。
今までやってきた、日本での2年間の研修はしっかり役に立ちました。
自信が少しついたよ。アテンディングのDr. Strideもいい人でよかった。
彼らの良いところは、人を褒めるところです。
時々ほんとにそう思ってるのかどうかわかりませんが、褒められれば悪い気持ちはしません。
僕も周りにたいしてそうありたいものです。

アメリカの社会は、もちろん日本もそうなのだろうけど、
同僚から、上からの評価というものを常に感じます。
それはどんなものでも建設的に評価される側を成長させようと意図していますが、
ぼくらは彼等に推薦状を書いてもらわなければいけないので、どうしても気になってしまう。
でもね、それじゃつまんないんだよね。
とにかく今やっていることを楽しんで、好きなことを一生懸命やって、
それを勝手に評価してもらえばいいんだもんね。

来週は少しゆるめだそうです。
これからも毎日少しずつ成長できればと思います。

2007年4月5日木曜日

time flies.

Time flies.
It has already past two weeks since I came this hospital.
So far I can manage to survive.
Of course, it has been difficult for me to work in the environment of English.
However I am gradually getting used to do it.

I am sometimes surprised how devoted and educational the staffs here are.
So, I am really glad to come here and work with them.
Thank you, Dr Gray, Dr Emerick, Dr Arfaa, Dr Rim, Dr Hollensbee and Dr. Murphy!

I am so sleepy now.
Good night.

2007年4月1日日曜日

おめでとう!!!!!!

Today I had really happy time with my friends. That was my best friend's wedding!!
What moved me profoundly were the strength of the bonds of their family as well as friendship.
I am blessed with awesome friends and seriously proud of them.
They are my life-long property and also always encourage me to survive this tough world.

To sum up, congratulations. Kei & Maki.
I am really looking forward to seeing you in Okinawa.