2007年8月15日水曜日

アメリカの陰

精神科、すこし楽しくなってきました。
先週はほぼ全ての患者で寝てしまったのだけど、今週はまだほんの少ししかねむってません。
いい方法を編み出しました。というかただの内職だけど。

ただときに、眼の醒めるような話をしだす患者もいます。
性的虐待ほんとに多いです。そりゃあ親族にそんなことされたら、心も病むよね。
日本も隠れているだけなんだろうけど、米国はやっぱり多いのでしょう。
軍隊に入ってくるなかには、そんなことでやけっぱちになってくる若者がいます。

というわけで、精神科の楽しみ方がわかってきました。
Lyscarsz先生(これでレザール)と読みます。ポーランド系の名前らしいです。
彼は精神科らしく文系の話で話が盛り上がります。宗教とか哲学とか考古学とかそんなものです。
医学ではないことを伝える語学力がないのが悔やまれますが、こういう話をするのは楽しいものです。
でも医学部に入る前はMITで核燃料の研究をやっていたそうです。すごいものです。

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