2008年2月24日日曜日

お見合いリスト提出

しました。今月末が提出です。マッチングという仕組みですが、まあお見合いです。

僕ら候補者と、レジデンシープログラム側の双方が、気に入った順にランクをつけて第三者機関に提出します。それからコンピュータープログラムにかけて、ぼくら候補者に有利にお見合いをさせていきます。今月末が提出期限。コンピューターは数秒でこの計算をするようですが、結果はもう3週間教えてもらえません。まんじりともしません。

僕のランキングは奥さんと話し合って決めました。アメリカは二人で行きますし、3から4年は住みますからね。彼女が楽しめないところ、勉強できないところでは難しいです。まずは住む場所重視、その次には僕のやりたい研究のできるところを考えています。

僕は幸運なことに21か所からの面接招待(80か所に応募)をもらえました。面接した16個のプログラムのうち15個をランクしました。残り一か所は行きたくありませんので、ランクにはのせません。もしランクに乗せて、こことマッチしたら行かなければいけなくなってしまうのです。それは避けたいからです。結婚したくない相手はランクに乗せないのです。

プログラム側も必死です。あっちには少し不利な制度なので、お見合いに水面下の駆け引きが始まります。みんな本命と結婚したいわけです。僕にも5-6個ほどのプログラムから、打診が来ています。内容もそれぞれで、なんとなくほのめかすものから、ストレートにうちに来てくれみたいなのもあります。どれくらい信じていいのかはわかりません。

臨床留学までの道もついに最終段階まで来ました。このランクづくりはストレスは少ないですが、とても大事。ランクの付け方で今後の数年間は決まってしまいます。基本的には自分の結婚したい相手を順にランク、どうしても嫌な相手はランクしないのが原則です。まあどこにいっても僕の人生そんなには変わらないとも思いますが。。。

僕のランクは以下の通り。
1st: Brigham & Women's/Massachusetts General, Boston (ボストンは僕らの住みたい町NO1)
2nd: Beth Israel Deaconess, Boston
3rd: Univ. of Pennsylvania, Philadelphia (研究の強い大学、美しいキャンパス)
4th: Mt. Sinai Medical Center, New York (奥さんは都会大好き、でも生活費が高すぎ)
5th: Mayo Clinic, Minnesota (ど田舎ですが、すばらしいスタッフでした)
6th: State Univ of New York Downstate, Brooklyn (すばらしいスタッフですが、周りは危険すぎ)
7th: Yale, Connecticut (有名大学で研究が強いですが、すこし田舎)
8th: Univ. of Maryland, Baltimore (すばらしいプログラム、でも危険)
9th: Thomas Jefferson, Philadelphia (プログラムは少し弱いですが、場所よし)
10th: Temple Univ., Philadelphia (危険な立地。だけに忙しくて鍛えられそう)
11th: Emory Univ., Atlanta (とても忙しくて有名な病院、でも経済的に不安定)
12th: Orlando Regional, Florida (南国だけにlaid back。住むには悪くない)
13th: Henry Ford Hospital, Detroit (救急では一流プログラム。でもデトロイト。。。)
14th: Indiana Univ. Indianapolis (とても仲の良いレジデント。でも田舎)
15th: Michigan State Univ., Grand Rapids (手堅いですが、ホッケー以外にやることありません)
Not ranked: Penn State Univ. (ここは唯一malignantと感じました。行く気はありません)

どうなることやら。

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