2007年11月18日日曜日

小泉純一郎

この1週間はめまぐるしかったです。
Indianapolis, Hershey, Grand Rapid, New Yorkと5日間で4か所の面接で駆けずり回っていました。かなり最後は疲れがでましたが、なんとかなったかな。

というわけで、今日は休憩。
とはいっても居候の身なので、家では気が休まりません。結局あちこちのカフェをはしごしています。今までの面接のThank you letterを作ったり、たまにはゆっくり本を読んだりといった感じ。あとで月曜日の病院の下調べもしようかと思います。読書に飽きたらね。

あっという間に、5か所の面接が終わりました。この面接シーズンの3分の1が終了です。残りの2か所は来週、約10か所は1月です。少し総括をしたほうがいいかな。面接の反応は?あまり順調とは思えません。もともと楽観的な人間ではないんだけどね。僕の仲間、指導医はまずどこかにはマッチするとは思っているようです。僕もそうだとは思うけども、思ったほどの手ごたえがありません。そんなものなのかもしれませんが。

○ 英語力。心配していた英語力は大丈夫そうです。仲良くなった学生、面接官から褒められます。ただほめられるということが、外人として見られているという証拠という見方もあります。まあ素直に喜んでます。

△ 答え。だんだん調子がわかってきました。長々と答えてはいけません。誰も話なんか聞いてないし、ましてや覚えてません。僕も面接の内容を思い出そうとしても、全然だめです。残るのは印象だけだね。ふと思い出したのが、小泉純一郎です。彼もあまりしゃべりません。内容はちょっとだけ、でも自信満々に、ずばっと答えます。これは見習うべきかな。結局は迫力とかオーラとか、そんなものが残るのです。というわけで答えを覚えるのはやめて、自信満々に熱意を持って答えることにします。自分が未来の日本の救急を背負うという自負で。
まずこの文章が長いか。。

× 自信。同じことです。面接ばかりで、ポジティブなフィードバックが少なく、すこしづつ自信をなくしています。こんなことではいけません。結果はどうあれ、全力で、ぶつかります。これからアメリカで働くなら、これくらいのことで挫けている場合ではありません。自分の弱さと闘わないとね。

× アピール。同じことです。自分のやってきたことにもっと自信をもってアピールしなきゃいけません。日本人はやっぱりこれが下手です。ここの人間はは持ってないことを120%に見せます。そんなに謙虚な人間ではない僕ですら、持ってることの60%しか出せません。書類では非常に映えますが、書類をあまり呼んでない面接官には、兎に角アピールしなきゃいけないね。

まあ、プレシャーがかかる毎日です。いつも目覚ましより早く起きてしまいます。お腹も痛くなります。でもよく考えてみたら、こんなことしてるのは贅沢な経験です。時間も作って、いろいろな人の理解と援助でこんなことをしています。またまた遠回り人生ですが、こんな経験も、いつの日か自分と、患者さんのために活かせる日が来ると信じて頑張ります。I believe I can make it!

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