2007年11月20日火曜日

世界のリーダーを育てる

Mayo Clinicとの面接が終わりました。
クリニックとはいっても町ひとつが全部病院みたいな感じ。しかも超豪華です。Miloとかアンディー・ウォーホルの絵が普通に飾ってあります。とんでもないところです。圧倒されました。さすがに常に全米Top3に入る病院です。

プログラムも素晴らしかったです。まずそのChairmanの言葉に朝からしびれました。
曰く「我々のミッションは、患者の利益を常に第一に考えること、そして、世界の救急医学のリーダーを育てること」です。こんなこと本気で言うんですよ。僕はまじでしびれました。日本とはケタが二つ違います。アメリカの中でもこんなこというプログラムはありません。あまりに感動して、緊張してなかったのに、面接では顔がぴくぴくするくらい緊張してしまいました。

プログラムディレクターの女性も素晴らしい人です。こんな人がいるならば、このプログラムはどんどん良くなっていくでしょう。また多様性というものをすごく大事にします。本当に器がでかいんだね、このプログラムは。ここは僕のような外人でもその経験を大事にしてくれるのでしょう。どんな奴からも貪欲に謙虚に学ぶ、その姿勢がこのような医師たちを作るのでしょう。すごいことです。プログラムディレクターの反応もすごく好意的でした。他の面接官で、質問を完全に勘違いしたほかはなんとかやったと思います。ここで働けたらいいな。

街ははっきりいってど田舎です。奥さんが納得してくれるかわかりません。でもこんな病院ならどんな医者でも働きたいはずです。もちろん患者さんもここにかかりたいでしょう。

6か所見てきましたが、ここが一番です。二番目はIndiana Univ。あそこもいいプログラムでした。僕は中西部の人間が好きみたい。東海岸は、日本人の僕にはすこし強烈過ぎます。

さあもう一か所です。Maryland大学。ここも非常に救急では名高いプログラムです。面接は貰いましたが、外国人をとるつもりはあまりなさそうです。いい加減日本に帰りたいな。

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