2007年11月17日土曜日

今日は失敗?

今日はNY、マンハッタンのマウントサイナイ病院でした。
アッパーイーストにあって、かなり高級感のある町です。図書館からもセントラルパークが一望できます。ロケーションは本当に最高。ただプログラムの内容はそこまで素晴らしいかはわかりません。まあアメリカではブランド化に成功した病院の一つです。

そのせいか、今日面接に招かれていた医学生たちも、いわゆるアメリカの有名どころです。Chicago, Tufts, Duke, GeorgeTown, McGill大学(これはCanada)といった感じ、しかもMD/PhDコースというややこしい連中も入ってました。やはりいいとされているプログラムには、いいとされている大学から多くきます。これは明らかですね。まあ日本の就職活動と同じか。。。そんななかで、出所の不明なのは僕ぐらいです。まあ彼らには負けないけどね。
どこにいっても救急で外人はとても珍しがられます。救急に応募する外人はかなり少ないようです。不可能に近いとされる領域だからです。(内科・小児科では外人は3分の1くらいいます。アメリカの面白いところ)。それだけに医学生たちは、興味をもって僕に接してきます。若いけども概していいやつらです。

さて面接は?二人の若いスタッフとはまあ無難にできたと思います。ただしチェアマンは???明らかに外人は不利だなーと感じることがままあります。これはしょうがないことだけどね。そして、そんな障害も乗り越えないとこの先やっていけません。アメリカ人の120%のパフォーマンスを出さないとね。ここは第一希望だったのですが(NYだから)、すこし先行きは怪しいです。
これからは、はったりを利かせるくらいの自信をもって、自分の実績をアピールしないとね。やっぱり僕は日本人。持ってるものさえ控え目にアピールしてしまいますし、持ってないもの以上のものを見せようとすることに非常に抵抗があります。でも自信をもってぶち当らないとね。

さあ来週は二つの面接だけ。これで11月は終了。
月曜はミネソタ州にあるMayo Clinicというとても寒そうな所に行きます。とてつもなく田舎みたいですが、ここは全米でトップ3にはいる病院だそうです。アラブの石油王がチャーター便で来るようなところです。
水曜はボルチモアにあるメリーランド大学。ここは外傷・ショックの都です。治安悪いからね。港はきれいだけど。

あとちょっと、頑張ります。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こうへい先生

はじめまして(実際は数回かお目にかかった事がありますが…)

NMCで奥様の1個後輩だった宮地麻衣と申します。

先生のブログを見つけて一気に全部読んでしまいました。
はたからみると堂々としていてsmartそうに歩んでいる人たちも実際は皆泥臭くもがいているのだなーと何だか安心してしまいました。元気のでるよいブログですね。

さて、2年目研修も半ばで、来年の進路を決める時期になってきました。第一志望は沖縄の海軍なのですが、落ちた時(こちらの可能性のほうが実際は高いので…)の進路を今とても悩んでいます。

3年目は専科の後期研修をせずに、渡米の準備ができるような進路を考えているのですが、先生は実際3年目をどうされていたのでしょうか?

先生の連絡先を知らなかったので、ブログ上で申し訳ありませんが、もし良かったら教えて頂けると助かります。

s01-090mm@nms.ac.jp
宮地麻衣