2008年1月25日金曜日

SUNY。一喜一憂。

BrooklynのこれまたひなびたHotelの一室です。
ここのフロントは分厚いガラスで守られています。ここらへんの治安をうかがわせる悪い兆候です。
パトカーのサイレンもよく聞こえてきます。

ニューヨーク州立大との面接が終わりました。
結果は大成功、だと思います。これほどの手ごたえは初めてでした。正直いって、プログラムディレクターは僕を取ろうとしていたと思います。ぼくのゴールにとても興味を示してくれたようです。自分からプログラムを売り込み、僕にこんなふうに協力できるという感じ。ここまでなのは初めてなので単純に嬉しくなってしまいました。

このプログラムは忙しいそうです。貧困層、医療保険なし、銃、麻薬、不法移民、アメリカの影を背負う病院です。ただ臨床のプログラムとしては最高の立地です。さらにプログラムディレクターは臨床だけではなく、将来の研究、リーダーシップという人材を求め、育てたいようです。非常に情熱的な人でした。今までに出会ったすばらしいディレクターのうちの一人に数えられますね。

NYというのは非常に魅力的です。しかし病院の近所にはとても住めません。考えどころです。でも自分のゴールに共感してくれる人がいるのは、嬉しいことです。こんなプログラムで一生懸命働きたいですね。ただ、I want to work with you next yearとまでは言えませんでした。つい慎重になってしまいます。

少し流れが変わってきたかもしれません。嬉しいです。贅沢なことに悩ましくもあります。
一昨日のマサチューセッツ総合病院からも、一部のスタッフからいい返事が返ってきました。非常に人気のあるところなので、まったくどうなるかはわかりませんが、ここは素晴らしいプログラムでした。ここは第一希望です。
また11月にうけたGrand Rapidsというミシガン州の小さい町のプログラムからは、非公式な打診が来てしまいました。嬉しいことです。プログラムはしっかりしていましたし、ホッケーするなら完璧な立地。しかし僕の妻が耐えられないと思います。低いところにランクしていただけに、考えてしまいます。どう返事したら良いものか。ただ嘘はつかないつもりです。なかなかうまくはいきません。

いつの間にかに贅沢になってしまっていますね。しっかりしたトレーニングを受けられるだけで幸せです。謙虚さは忘れてはいけませんね。

明日はピッツバーグへ。海軍の同僚と落ち合うつもりです。
そして犯罪率トップクラスのデトロイトへ。最後の面接です。あと一息!!

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